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Atelier Magnifica

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Atelier Magnifica

2021/08/12 18:55


Be your own sculptor / みずからの彫刻家であれ


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作品紹介

この写真で私が伝えたかったことは
決して
嘆き、痛み、悲しみ、辛さ、ではありません。



どうしても言葉を選ばないといけないのであれば
ダンサーとしての誇り、
踊りを支えるパートナーとしての
自分の足への愛と研鑽、
そして切り開く将来への希望、
自分の体が財産である、
あっけらかんとしたダンサーの明るさです。



一方で、私は目で見てわかる以上の意味を
写真から理解してほしいという期待は
おそらくどの写真にも持っていません。



何を感じるかは見てくださる方にお委ねして、
想像の旅を楽しんで頂きたいと思っています。

ですので、
この写真を美しいと感じたのであれば、
美を、
もし悲しみや痛みを感じたのであれば、
その感情を、
見て下さる方のお心に委ねいたします。





写真、“みずからの彫刻家であれ” の中で、
ダンサー達は片足をトウシューズに、
もう片方を素足で、
それぞれに脚を組んだり
手を添えたりしています。

トウシューズの足は、
お客様にお見せする捧げ物の足、
裸足の足は、
自分の踊りを支えるパートナーとしての足、
みずからが彫刻家として
作り続けてきた自分の姿です。




ご覧頂けるように、ダンサーの足は
日々の訓練によって筋肉と関節が発達し、
その労働を支えています。

ダンサー達は、自らの足を労い、
より頼み、誇りに思い、
またその足で明日以降の踊りも
切り拓いていく希望と明るさを持っているのです。


みなとシティバレエ団
後藤奈津子




Atelier Magnificaは、一般社団法人日本文化芸術振興会の活動を応援しています。

写真販売の売上の一部を通じて、
アーティストの創作活動や
恵まれない環境にいる子どもたちへの教育の
機会提供事業をサポートします。



◆写真に参加したダンサーからのコメント◆

Sachiko Honda 

生まれ持った条件や怪我と付き合いながらも、
美しいライン、
美しい踊りを目指して日々頑張る足👣達…

表舞台だけじゃない【バレエの裏側】にも
面白さがあると思っています!


Kyo Shimazawa

優雅で幻想的なイメージを持たれる事が多い
バレエですが、つま先で立って踊ったり
バランスやジャンプをするためには、
その分相当な筋力が必要で
脚や指先に負担がかかります。

それぞれ酷使された足が並ぶのを見て、
私の足なんてまだまだ…と思いました。
ダンサーからみても刺激的な写真だと思います。


Kirara Kuroda 

幼い頃から向き合い続け
自分で育ててきた自分自身の足

足だけではありませんが、毎日身体を労る事で
大切にすること、
諦めず進み続けてきたのが、
ダンサーたちの写真から感じます

Maika Ueda

私達の身体はいかようにも変化できます。
自身が望めば、働けば。
私達の身体は声を持っています。
それを聞いてあげるのがダンサーの仕事。


Yuna Iwaki

同じバレエでも踊り方、顔、脚の形も、
体型も、悩みも、育ってきた環境も十人十色。
ダンサーそれぞれの生き方や苦労、
想いが滲み出ているのが
膝から下でも伝わってくる写真です。

そして、未来のバレエ界を変える為に
円陣を組んでいるようなエネルギッシュな
パワーも写真から感じました😌

Nayuki Totsuka
踊っていく上で足に関する悩みは
一番と言っていいほど多いのではないでしょうか。
それでも毎日鍛えてケアして、
向き合ってきた自分の足を
私は大切に思っています。

そんなダンサーたちの思いが
写真から伝わってきます。


Kanami Misawa

小さい頃から、夏の時期になってサンダルを履くと
爪が剥がれていたり、内出血していたり...
足を出すのが恥ずかしいと思った事もありますが...
この写真を見ると、
これまでの一人ひとりのバレエにかけてきた想い、
エネルギーが感じられ、
とても愛おしく、
身体への感謝の気持ちが溢れます。


Haruka Nakamiya

『水面を優雅に浮かぶ白鳥は
水面下では必死に足を動かしている』
正に普段の舞台写真では決して映らない、
今を生きるダンサーのありのままの姿が
映し出されています。


Sara Ichihara 

ダンサーの商売道具である脚。
多くの人の憧れであるトゥシューズの下には
想像の出来ない景色が広がっています。

小学生の頃からトゥシューズを履き始め、
数えきれないほど皮が剥け、
豆が潰れ、、それでも踊り続けてきた。
そんなストーリーが
1人1人の脚から感じられる作品です。

Nanako Ozeki


舞台上では見ることのない、
トウシューズの中身。
初めて見た方は驚きもあるかもしれません。

悩みは絶えなくとも
脚を、身体を大切に。

これからも踊り続けます。